世界経済

お恥ずかしながら、今まで世界経済を本当のところほとんど分かっていなかったと気付かされた。現場に出なくなってすこし余裕ができたここ一年ほど、すこし世界経済を勉強するようになった。

分かったことは、皆が思っているコロナウイルスではない側面で、経済が崩壊すると言う危険性だ。コロナは実体経済のダメージを引き起こしているが、その一方で石油問題やアメリカの金融危機が経済崩壊の鐘を鳴らしている。

では、自分たちの生活がどう変わるのか。いろいろな可能性がある。国や地域にお金が回らなくなると言うことは僕らのようなスモールビジネスにも影響が出てくる。世の中のニーズも変わるだろう。人はお金に限りがあると自覚すると、何にお金をかけ、かけないかの優先順位をつけることができるようになる。会社だって例外では無い。どのスタッフがコスパが高く、どのスタッフが給与のわりに貢献度が低いかが抽出され、それに見合った対処がされる。このまま経済の低迷、崩壊が起これば、これらのことは確実に起こる。津波が来ると分かった時、津波の恐ろしさを知っていた人たちはいち早く何ふりかまわず逃げただろう。しかし恐しさを知らない人たちは躊躇したかもしれない。その差が、明暗を分けるのかもしれない。