Kojoの日常

KOJOの技能適正テスト

親は人間として子供によって成長させられるというのは当たり前の話だ。会社もまたスタッフによって成長させられてる。

一年前に雇用した中心核スタッフの1人が二週間ほど前から給与に対する不服あり、経営者の僕が直接対応した。飲食業界の中でも弊社は極めて給与は高い方だと、僕は密かに誇っていた。が、ことは起り、正直に言って疲れた。

双方の食い違いは単純なもの。スタッフとしては頑張っているのに報われていない。雇用側としては頑張っているのは認めるが、こちらがこれまでに伝えた通り、会社の期待をキャッチして貰えずズレた所で頑張っているからだ。ストレートに伝えるものの、問題は平行線のまま。

もちろん経営者としてこういうことが起こるとやはり悩む。「僕がわかるべきものを僕がわかっていない故に、解決口が見からないのか」「このスタッフはうちで必要か?」と自分に問いかけたりもした。もちろんクリスチャンとして祈った。周囲に共に祈ってほしいとお願いもした。

救いの手が現れる。

ことが解決しないまま悶々としていた中であることに気がついた。「彼の契約期間がどうだったっけ?もう終わるごろでは?」 早速契約書を確認すると契約期間が丁度二週間前に終っていた。本人自身が作成した契約書だったので、本人伝えた所、理解して貰えた。新しい契約に向けて商談に入ったものの、僕としてはこの経験を通して何を学ぶべきか考え続けた。

今回のことを通して学んだ1つ目はこれまでは働きたい者がいれば拒まずに雇用して来たが、給与体系はバラバラだった。そこで給与規程を新たに設け、ボーナス体系もすぐに作った。2つ目は、雇用に関して面接官の見る目と経験も大事だが、技能適正テストがあった方がより的確なポジションを与えられると考えた。行動の早い僕らはすぐに独自の適正テストを作った。

早速適正テストを実施。具合よく新入社員がいたの実践してみた。さらに既存のスタッフにやってもらった。7項目にわたるユニークさたっぷりの2時間は終ってみるとあっという間。蓋あけてビックリ。何がビックリしたか、それはほとんどの場合、僕は過剰なほどにスタッフに期待していたという事実がわかった事だ。って、ガッカリしたかという、全くそんな事はない。むしろ楽になった。変な期待が取れて、それぞれのスタッフに対する今後どうアプローチすべきかが見えた。ある意味ショットカット出来たような気がする。これをもっともっと以前から実践すべきだったな。

不明 のアバター

紹介 Tatsuo Kan

人生って、自分は何が好きで何によって喜びを得られるのか、それを探し求めるところに価値がある。 試行錯誤し、やっとの思いで積み上げた人生に真の重みがある。 重みを得るにはやはり最大限の素直さと勇気(決断)と本気が問われる。 その重みを差し出して誰かの為に用いてもらおうと手放せた時、 重みは本物の重みとなり愛と奇跡に変わる。

0 comments on “KOJOの技能適正テスト

コメントを残す