いやー久しぶりにこんな風に精神的に落ち着かない。気持ち的には全く心配している実感はない。でも、やはり心配しているのかな?!
一年前まで働いてくれてたスタッフのトモが1年ぶりにCanadaに遊びに来てくれた。彼はKojo一号店をほぼオープンから働いてくれたメンバーで、Kojo初期の歩みをよーく知っている。昨日、久しぶりに2人で食事をした。会話の中で、僕は彼に聞いてみた、「トモから見て一年前の僕と今の僕と、何か変わったか?」 こういう質問は、なかなか勇気がいる。物事に動じない彼なら答えくれそうな感じがした。彼は少し笑いながら、ちょっと気まずそうに口を開いた。「正直、今回一年ぶりに来て、初日に菅さんと会った時、わー社長さんになったなと感じました。なんかKojo1号店で働き始めた最初の数ヶ月の菅さんに似ているというか。」そこまで言われたところで僕はすぐに気がついた。その共通点は「緊張感」だ。思えばKojo一号店を開けた頃、毎日が必死で、緊張に満ちていた。今の彼にそう映ったのも無理はない。最近の僕は周りから話しかけられにくい雰囲気をかもし出していることは薄々気がついていた。自分が気づいている以上に、気がはっているのだろうと思う。久々に真夜中に眠れなくなっているのがなによりの証拠だ
ビジネスをしていれば皆、多かれ少なかれこういう緊張感と心配を繰り返し経験していると思う。だけど特に日本人は、こういう弱音を言うことも書くこともサムライの恥ぐらいに思っているから、あまり表にださない。そして、不安や緊張を隠して成功すると、それらの弱い面はなかったかのように振る舞う。はそれを格好いいとは思わない。相田みつをの言葉をかりれば「にんげんだもの。」強い自分もいれば弱い自分もいる。それが合わさったのが人間だ。それをわかっている人の方が人間らしい。少なからず僕はそう言う人間が好きだ。親近感も湧く。僕は自分の子供にも従業員にもしつこいぐらいに、「弱いところを見せて良いんだよ」と伝えている。何よりも大事なことは弱い自分を受け入れ、そこから何をすれば成長するかを考え、試みて行くことだと思う。それが成長への近道だと僕は信じている。
なので従業員が素直になれるように、偽っている(強がっている)衣を脱せて行くことが僕の仕事だと思っている。それには多くの時間とエネルギーを使っている。もし病人が医者のところに行って、本当に痛いところを知らせないとしたら、医者は正しい治療ができない。医者が病人の本当に痛いところを見つけられなかったら、本当の意味でその病人を良くすることはできない。
そう、その作業を僕は自分自身に施すことを大事にしている。
さー今日もまた人生の中で Another big day! 忘れられない1日になりそうだ。緊張と期待と感謝を楽しみたいと思う。Happy 2nd store OPEN!!!!!

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