僕はおそらく小さい時から売り買いに興味があった。

覚えている限り一番最初にビジネスのママごとをしたのは、9歳。マンガ本をいっぱい集めて路上でそれを広げて、通りかかりで読みたい人を呼びかけて小銭を稼いていた。さらに小学生高学年になるとアイスクリーム歩き売りのための箱を作って、夏の日に大声を出してアイス売って回った。

大学のごろは旅先でナイキの靴を見つけると、学生やりながらアメリカや中米に飛び回り靴を探し 古着なども買ってショップに卸したりフリーマで売ったりした。靴個人輸入で一番多い時は一回の売上が100万円超えることもあって、誇らしいものだった。

大学4年生(1996年)ごろから飲食店でバイトし始めると、「こんな風にすると飲食店って成り立つんだ」とお分かった気になると直ぐバーを経営している姉に交渉し、昼間の使ってない時間帯 夏休み期間限定ランチ営業させてもらえないか申し出た。そのために企画書の中に原価計算や見込み売上、賃貸料として売上の何%かと盛り込んだ。実現しない結果ではあったか商売に対する情熱は人一番だった。

2006年日本でケータリング会社を経て、2016年にカナダで起業。やはり人間って生まながら持たされている特別な気質というものがあるようだ。それを賜物と呼ぶのかもしれない。

不明 のアバター

紹介 Tatsuo Kan

人生って、自分は何が好きで何によって喜びを得られるのか、それを探し求めるところに価値がある。 試行錯誤し、やっとの思いで積み上げた人生に真の重みがある。 重みを得るにはやはり最大限の素直さと勇気(決断)と本気が問われる。 その重みを差し出して誰かの為に用いてもらおうと手放せた時、 重みは本物の重みとなり愛と奇跡に変わる。

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